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フィリピン直撃台風30号は「スーパー台風」 今世紀末に日本襲来の可能性- 産経新聞(2013年11月13日13時25分)


 フィリピンに甚大な被害をもたらした台風30号。中心気圧は895ヘクトパスカル、中心付近の最大風速65メートルと、今年発生した中で最も勢力が強く、大気の流れやコースなどの要因も重なり被害が拡大したという。名古屋大学地球水循環研究センターの坪木和久教授(気象学)は、「台風の勢力を弱める要因が少なく、スーパー台風に発達した」と分析している。

 台風の強さは気象庁が10分平均の最大風速で分類。33メートル以上を「強い」、44メートル以上を「非常に強い」、54メートル以上を「猛烈な」と表現している。

 「スーパー台風」は、米ハワイにある米軍合同台風警報センターが定める基準で、1分平均で最大風速65メートル以上の台風を指す。フィリピンでは、昨年末にもスーパー台風が襲来。約1900人が死亡している。

 気象研究所台風研究部の北畠尚子室長によると、台風はフィリピン近くの海域で発生、勢力が弱まらないままフィリピンに上陸することも少なくないという。坪木教授も、「今回は台風の勢力を弱める環境要因が少なかった」と話す。

 これまで、同規模の台風が日本に上陸したことはないが、坪木教授は「温暖化が進む今世紀末ごろには襲来する可能性がある」と指摘。今世紀末には、温暖化の影響で日本近海の海面水温が2~3度上昇するとされており、「今回の台風の災害は決して遠い南の島の出来事ではない」と話していた。

  • 最終更新:2013-11-18 11:16:15

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